イシモト

吉祥寺シアターにて相方イシモトの公演を観る。
イシモトの初ソロ。
「ミルイル」
ダンスをみること、かんじること
わたしがそこにいるということ。
だそうだ、
前の出演者との転換の暗転のまま作品は始まる。
暗闇の中でセンベイを食う音、水を飲む音。
と、携帯を開きディスプレイの光の中で踊りだす、
踊っている最中も急に止まって携帯をいじってみたり、良い裏切り方をしてくれる。
全体がとてもシンプルにまとまっており、実験的な内容にもかかわらず実験くさくない良い作品だった。
イシモトは自分のエゴを作品に出来るダンサーだと思う。彼女の特権なのかもしれない。
「ダンスをみること、かんじること」というのをもう少し見せてもらえると良かった。