過去の恥は今日の笑い話

ウチの弟は今日私に借金を残したまま京都に(修学旅行)旅立ちました。
なので今日は深夜バイトです。



さて、私も「チープなピンキーと日記。」ばりに
「麗しき思い出。」をひとつ。

普段(風貌からして?)絶対に絡まれない私ゼンザイも、
生涯で一度だけ絡まれたことがあります。


しかも、今年!

まさかこの歳で絡まれるとは
って言うかカツアゲ、あははははははははははははははははは。。。。

まだ6月、『10』の稽古が始まった頃のこと、
その頃ビデオで映画を見るのがほぼ日課になってた僕は、その日も稽古帰りに国道沿いの安いレンタル店に寄りました。2時閉店のその店で閉店間際まで迷った挙句「時計仕掛けのオレンジ」を借り自転車で家路へ、、、
そんなワクワクムードの僕に突如悪夢が!
裸眼で0.1程度しか見えない僕には最初それがただの散歩してるばぁさんにしか見えなかったのですが、近づくと典型的な(白のジャージ上下+細眉)ヤンキーでした。まぁ、千葉にはこのタイプのヤンキーが数多く生息しているので特に気にもせず避けようと思い左にハンドルを切ると、何故か相手も左によけるではありませんか。仕方がないので右にハンドルを切ると今度は左に・・・、まぁこの位は街角のどこでも出くわす事ですが。僕はヤンキーに会釈をして右によけようとした瞬間ヤンキーの手はなぜか僕の自転車のカゴをつかんでいる!(何で!?)
とっさのことでめちゃくちゃあせった僕は「わぁ、違いますっ!」などとトンチンカンなことを口走ってしまい状況は悪化するばかり。そうこうしてるうちに僕の周りには5人ほどのヤンキー軍団が!、
(いったいどこから沸いてきたんだろう)などと考えているのもつかの間、先程の男が
「とりあえず、手ぇ出す前に、金出しな。」
と、もはやトンチなのか、美学すら感じられる台詞で金を請求し始めるのです。別に手ぇ出そうと思ってないのにと思いながら、頭の中ではこんなシチュエーションで顔面を変形された(前歯ボローッ)僕の友達のことをおもいだしていました。
「わかりました、わかりました」と言い、とりあえずポケットに入っていた小銭を渡しました。

僕は、前に財布を落としたときにあまり善良ではない拾い主に空っぽにされた事があるので常に小銭はポケットに入れて歩くようにしているのです。

しかしたった500円ばかしで満足するはずもなくあえなく財布本体が、しかも財布を出すのを渋ったためカードまで持ってかれました。まだ一度も使ってないのに・・・

結局僕の全財産1500円あまり(しょぼ〜)とカードを取ってヤンキー達は、
「じゃぁ」
とさわやかに去っていきました。

(その後即交番に駆け込んだ僕は少年課の刑事と共に車で追跡開始。しかし跡形もなくいなくなっていました。それよりむしろ刑事の運転のほうがスリルありすぎた。タイヤきしむきしむ)